えげれすの歴史教育

植民地時代の歴史を学校でどのように教えるか、むずかしいのはどこも一緒みたい。

The Times & The Sunday Times
インド支配は歴史

Teenagers will be taught about the Amritsar massacre of 1919 in a new history unit looking at the legacy of the Raj, the curriculum watchdog reveals today.
The course, which contains a website link to the Kama Sutra, has been attacked by traditionalists as presenting a biased anti-British interpretation of the Empire.

1919年、植民地下のインドで起こった虐殺事件について、十代の子どもたちが教わることになる。保守主義者からは、大英帝国についての偏った反英的な内容であると攻撃されている。

えげれすでは学校で教える内容を協議している組織がQualifications and Curriculum Authorityだそうな。もっと大英帝国のよかった面についても教えるべき、と非難されているんだってさ。QCA Homepage

ちなみにこのパンジャブ州の虐殺は、無抵抗の市民に警告もなくイギリス軍が発砲し、379名が死亡1200名が負傷し、独立運動を活発化させる一因となったそうです。この発砲を指揮した人物は、えげれす本国では「パンジャブの救世主」と大人気だったそう。でも本国の下院で問題視され、更迭。

どこの国にせよ、いやな過去を取り上げるのは大変なことだ。