国連人権理事会のニュース

http://africa.reuters.com/wire/news/usnL14883445.html

短いんで、全訳だよん。
Japan urged end death penalty, aid "comfort women"

GENEVA, May 14 (Reuters) - 日本は水曜の国連人権理事会で死刑廃止と戦時「慰安婦」問題の解決のための確固たる方法をとるように求められた。
アジアの大国における人権状況の評価で、少数派の迫害や女性差別をおこなっていると非難され、移民の取り扱いを改善すること、国内人権機関を立ち上げることを求められた。
これに対し、日本は「重大な凶悪犯罪」に対し国民が死刑を支持しているため死刑を廃止できないと主張する一方、「慰安婦」に対しては謝罪と反省を表明し、この問題については「誠意」を持っているとした。
また、両性の平等や移民・外国人労働省の処遇の改善に向けて努力しているとした。
死刑の廃止または延期を求める意見は、英国、フランス、ポルトガルルクセンブルグなど日本と関係の深いヨーロッパやラテンアメリカ諸国からであった。
ポルトガルは、53カ国からなるこの理事会で、日本で死刑判決が増加しており、2007年には46名に死刑判決が出され、1980年以来最多となったと主張した。ルクセンブルグは2006年の終わりから既に20名が絞首刑となったと発言した。
日本代表は、すでに死刑廃止をしたヨーロッパ諸国の挙げた数字について、日本政府は死刑執行や死刑判決について数値を把握していないため確認できないと発言した。
慰安婦」に関しては、韓国、フランス、オランダなどから意見があった。
北朝鮮は、朝鮮半島や中国でもっぱら行われた戦時の行いは「人道に対する罪」であり、日本は加害者を裁き被害者に補償すべきであると主張した。
韓国はやや軟化した態度で、日本は国連人権理事会が近年求めてきたとおり、よりいっそう性奴隷制問題に「誠実に対応」するべきであると求めた。
昨年、米国とカナダの政府はこの問題について日本が正式に謝罪することを求める決議案を採択したが、日本では外交関係を損なうとして批判が上がった。
1993年に日本は、韓国や中国の女性を慰安所へ強制したことに国が関与していたことを認め、1995年に生存者に補償をするための基金を設立した。
しかし多くの者は、補償は日本政府が責任を認めた上で直接支払うべきであるとして、金の受け取りを拒否した。日本の右派団体は性奴隷は存在せず、女性たちは売春婦だったと主張している。

死刑については、日本はずいぶんはぐらかしてるなと思った。「日本政府は死刑執行や死刑判決について数値を把握していない」なんてありえないっしょ。

慰安婦問題については、国内では強気外では弱気と、完全な内弁慶なんですよね。そんなのばればれだって。