すげー存在感。
これだから世襲の首相はだめなんだ、といってみるテスト。麻生氏はやるきまんまんらしいが、「育ちがいいのにどこか下品」に感じるんで、なんかいやだな。その点、マケイン氏の副大統領候補のぺイリン氏の強烈なこと。マケイン氏が仮に大統領になって、任期中に倒れたりしたら彼女が大統領になるんすよ。ヒラリー・クリントン氏よりも手ごわそう。
下のコラム、まさに今のワタスの心境だね。
The Times & The Sunday Times
Somewhere inside me is another person who glories in this woman. I hate her beliefs, but I love that she has the guts to hold them. I hate her campaigning against abortion, but I love her personal decision to have the baby with Down's syndrome. I hate her steering her pregnant teenage daughter on to the world stage, and apparently giving her no choice about having the child and marrying the father, but I love that thing she said after her son Trig was born with Down's: “I'm looking at him right now and I see perfection. Yeah, he has an extra chromosome. I keep thinking: ‘In our world, what is normal and what is perfect?'.” (And Trig came in handy too for hiding Bristol's bump when the family posed for pictures at the announcement of Mrs Palin's run.)
でも、この女性に惹かれるもう一人の私がいる。彼女の信念は大嫌いだが、それを貫く根性は好きだ。妊娠中絶反対運動をしている彼女は嫌いだが、ダウン症の子どもを持とうとした個人的な決断は好きだ。妊娠した十代の娘を世界中にさらし、出産して子どもの父親と結婚するようにしむけたことはいやだが、ダウン症の息子が産まれたときに「彼は完ぺき。確かに余分な染色体をもってるけど、何が正常で何が完全なの?」と言ったことは好きだ。(息子は、彼女の出馬宣言時の一家の写真撮影のときに、娘のおなかを隠すのに役立った)
ぺイリン氏の娘さん、ほんと可哀そうだと思いますよ。お母さんが時の人でなかったら、世界中のさらしものになることもなかったわけで。将来が心配ですよ。副大統領もいいけど、娘を大切にしようよ。
ワタスは、小泉氏が首相になった時も、自分の家族さえ大切にしない人が国民を大切にできるのか?って疑問だったんで。ぺイリン氏が適任だとは全く思えないです。