21世紀の「人心荒廃」
なんか年末に向けて地震は頻発するは、電車は人身事故で止まりまくりだし、話題になるニュースはろくなもんがなく、景気はどーなるのかみえず、ってなかんじです。うちの子供が成人するころまでには、今よりは住みやすい世の中にしたいっす。なにしろ、「好景気を知らない子どもたち」なんすよ。
それにしても、このニュースって「人心の荒廃」現象にダメ押ししたって言っていいよね。
神ならぬ身で、よくまあ人様の命を腐った枝呼ばわりできるよなー。自分だって明日にでも病気や事故で体が不自由になるかもしれんのに。こーゆー発言にも一定の支持が集まっちゃうことこそが人心が荒廃してる証拠だよな。
苦しんでる人、困ってる人に手を差し伸べることはその人を甘やかすからダメ。苦しんだり困ったりするのは全部自己責任。苦しまないように万全の態勢を取れなかったその人が悪い。つうことで、人の助けを借りないと生きられなくなったら、人の迷惑にならない場所で(どこだよ!)ひっそり死ねばいい。ちなみに、手を差し伸べようとする人は全部偽善者なんで決して信用してはならん。行政に頼ろうなんてもってのほか。公務員は全部悪。助けてほしいと声を上げる人は、全員既得権益者。
Yahoo!ニュースのコメ欄で賛同数が多いコメをまとめたら、こんな感じかな?なんちゅう息苦しい国ですかい。生まれてすいません、てか。
この手の発言にあったまくるのは、自分だけはちゃっかり棚に上げてるとこなんだよ。決して、「私も腐ったら、潔く散ります」とは言わないんだな。自分だって死にたくないんじゃん。じゃ、他人にも押し付けるなよってこと。目の前の障害者やその家族に面と向かって言えるかい?こんなこと。言ったらぼこられても仕方ないよね。絶対ぼこりにこれないところでいいやがってさ。ひきょう者。