脆弱な東京のわたし

なんだか常に地面が揺れてる感じが続いていて、なんだか落ち着きません。テレビの報道は憂鬱になるので、必要最低限の情報を得たら消すようにしてます。
11日からずっと、自然災害の前では都会生活がいかにもろいかを思い知らされてます。自分たちの便利で快適な生活のために、原発という危険な代物を地方に押し付けて、「原発っていやねー」みたいなお気楽な気持ちでいたことを、突きつけられた気分です。世界中で未だ誰も経験したことのない事態に陥ってしまった原発で、やむをえないとはいえ通常ならあってはならない放射能漏れと放射性物質の放出が起きてしまった。しかも、それで一番影響を受けるのは、そこで作られた電力を使ってきたワタスではなく、周辺地域の人々。本当に取り返しのつかないことになってしまった・・・
とくに、これから長きにわたって影響を受けるであろう子どもたちのことが心配。もちろん、自分の子どもだけでなく。ワタスはもう中年だから、被ばくしようがどーでもいいけど、子どもたちの未来を暗いものにしてしまったことがショックです。
今行われている現場での努力が実って、少しでも事態が良くなるよう、祈るしかないんでしょうか。しかし、どうか現場の人も無理をせず、命あっての物種と割り切って、いざというときは逃げていただきたいと思います。
それにしても石原都知事はひどいな。「我欲」いうんなら、なぜ東京都内に原発がないのかよーく考えて見ろよ!それこそが「我欲」だろーが。