米国の科学の現状を嘆く科学者たち

U.S. Experts Bemoan Nation's Loss of Stature in the World of Science

Speaking at a science summit that opens this week's first World Science Festival, the expert panel of scientists, and audience members, agreed that the United States is losing stature because of a perceived high-level disdain for science. They cited U.S. officials and others questioning scientific evidence of climate change, the reluctance to federally fund stem cell research, and some U.S. officials casting doubt on evolution as examples that have damaged America's international standing.

第1回世界科学祭のサミットで科学者代表や聴衆らは、意思決定者の科学への軽蔑のために米国は地位を失いつつあると合意した。米国政府高官らの気候変動の科学的事実に対する懐疑、幹細胞研究に対する政府援助に後ろ向きなこと、そして進化を疑うような発言などが米国の国際的な地位を損なったとした。

ノーベル賞受賞者で生物学者のデビッド・ボルチモア氏は、政府の反科学的な政策が米国の力を奪っていると発言。もっと科学を尊重する指導者が必要だといったんだって。さらに、ライス国務長官の科学技術アドバイザーのフェドロフ氏は、「中国は我々の10倍の人数の科学者を養成している。将来の科学者は英語で話さないかもしれない」と発言。

大まじめで進化論を疑う発言をする政治家には、おいおいしっかりしてくれって言いたくなる気持ちはわかる。それでも日本に比べれば、米国は科学研究にうんとお金かけてるように見えるんだけどね。なのにすごい危機感持ってるんだ。日本はどんどん国公立大の学費あげろとかいってるし、はっきしいって国の発展とは正反対の方向に全力で向かってるんでは。やばい、どれくらいやばいかっていうと、まじやばい。

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