子が親を殺す、親が子を殺す

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080721-00000007-yom-soci
こーゆーニュースってくらい気持ちにさせるんですが、家庭って基本的に自己完結してるんで、そーゆーことが起きやすいのかなって思います。家庭内で煮詰まっちゃっても、暴力とか傷害とかネグレクトとかまでいかない場合には、ぎりぎりまで周りにもわからないんで、「ふつうのおうちに見えました」てな具合になるのかも。
子どもが乳児や幼児なら、児童相談所が助けに入ることもあるけど、もう中学生くらいだといくらダメ親でもいくとこがないんだよね。もうこのダメ親には耐えられない、逃げたい、デモいくとこがない。だって、家出しちゃったらろくな目にあわないことくらい、ちょっと考えればわかるよね。で、ぎりぎりまで我慢して、爆発。みんな自己責任教にとりつかれてるから、我慢の限界まで耐えちゃうのかも。それと、我慢の限界って個人差大きいと思うんで、兄弟でも感じ方が違って当然だと思うよ。
ワタスの親も思いっきりパワハラ親だったから、なんかわかる気がするんだよね。「誰のおかげで生きてるんだ」「お前なんか生きてる価値はない」なんて、つまんないことをきっかけによく言われたもんだ。時に体罰もありでしたよ。もちろんすごーくいやだった。でもさ、大学でるまではがまんしなくちゃって耐えてた。もう2度と子ども時代になんて戻りたくないね。
ダメ親から離れて一人暮らしでもしながら高校・大学と通えたらどんなにうれしいだろうって、よく考えてた。べんきょーはいやじゃなかったし、学歴ってやつがないと生活苦しそうだと考えるくらい計算高いこどもだったから。
就職して親元を離れたら、ああすっきり、今までがウソみたいに親への恐怖がなくなっちゃった。しかし、今現在苦しんでる子どもに「後10年辛抱しなさい」なんて、慰めにならんよね。その前に自分が壊れちゃうかもしれないし。
ワタスも、誰にも自分ちがおかしいなんて相談できなかった。友達の家では親にびくびくしながら過ごさなくてもいいって知って、うらやましかったけどさ。
なんか、家庭や学校以外に居場所があれば思いつめずに済んだかもしれない…