国を守るって?はあ?

某ブログで、今度の選挙では本当に国を守る気持のある政党を選びたいものだ、みたいなことが書いてあってなんか萎えた。
いつもいつもいつも思うんだ。国を守るってよくいうが、国の何を守るんだ?国土?国民?政府?文化? 何から守るの?病原体?敵国(どこやねん)?隕石や宇宙人?地震
守る守るって、ちかごろありがちなJ-POPみたいなお題目はこりごりだ。それよりは、そこで暮らしてる人々がおなかが一杯になれて、屋根のあるおうちに安心して住めて、病気やけがになっても治療が受けられて、穏やかな気持ちで過ごせる、そんな国を目指してほしいよ。腹ペコだけど、敵国(どこやねん)を100回滅ぼせるくらいの武器があったほうがいいと思えるほど「お人好し」ではないんでね。
室井佑月週刊朝日のコラムに書いてたけど、改革!自己責任!強さ!みたいなのにみんな疲れちゃったのが、実際のところなんでは。

話変わるけど、Gazing at the Celestial Blue 女性差別撤廃委員会第44回会期、日本への総括所見の一部でご紹介されてたニュース記事のブクマで、国連が日本の女性差別がひどいと指摘しているのに「国連はふぇみに牛耳られた!」みたく憤慨する人々が興味深かった。数年前、国連安保理常任理事国目指してたよね、日本。あの時、日本は国連にいっぱいお金出してるんだ当然だ!と言ってた人々は、当然今回の勧告を真摯に受け止めてるんだよね!お金いっぱいだしてるんだから、国連にちゃんとコミットしないとね!