高校生の授業料を補助しなければ、日本がより「安全」になるのか
なんかもう「理性的」とか「合理的」とかそーゆー言葉は日本の政治から消え去ってしまったんですかね。自分が生きてるうちに、こんな馬鹿げた事態が大まじめに取り上げられるようになるとは。なんのことかって、これですよ。北朝鮮砲撃:朝鮮学校の無償化プロセス停止も…官房長官 - 毎日jp(毎日新聞)
高校無償化って、公立高校なら無償だろうけど、私立の場合は公立高校の年間授業料分相当が学校に支払われるだけだよ。本来の授業料との差額分は、保護者の負担なのだ。学校側にしてみれば、授業料の出どこが一部公費になっただけで、入ってくる総額は変わらないんだよ。ここ大事。だーかーらー、無償化を適用除外されても、みんなの脳内悪の秘密結社であるところの朝鮮学校は、損も得もないんだ。損をするのは、子どもを通わせている保護者。
高校生が二人いる家庭で、一人は朝鮮学校へもう一人は公立高校へ行ってたら、公立高校へ行っている子には無償化が適用されるんだ。
で、今回北朝鮮と韓国が武力衝突したからって、なんだか明後日の方向で話が出てるけど、こんなことして日本がちびっとでも今より安全になるんですか?これで得られるのって、悪いことしたやつの仲間を代わりにいじめてやったぜみたいな、けちな優越感だけじゃん。ここから見えてくるのは、どーしよーもない小心者の正体だよ。
今大事なのって、北朝鮮に核兵器を使用させないことでは?優先順位をしっかりしたいものだ。米国のカーター元大統領は、核を使用させないためには恫喝よりも対話だって言ってるけど。Jimmy Carter - North Korea's consistent message to the U.S.
Pyongyang has sent a consistent message that during direct talks with the United States, it is ready to conclude an agreement to end its nuclear programs, put them all under IAEA inspection and conclude a permanent peace treaty to replace the "temporary" cease-fire of 1953. We should consider responding to this offer. The unfortunate alternative is for North Koreans to take whatever actions they consider necessary to defend themselves from what they claim to fear most: a military attack supported by the United States, along with efforts to change the political regime.
あらゆる対話を弱腰呼ばわりする今の日本の「空気」では、とても出てきそうにない意見です。