週刊朝日5月2日号の日垣隆氏の文が

ひどい。連休中に母親のところでゲットしたやつを読んでいたら、とり落としそうになった。

いきなり出だしが、「殺人事件の被害者遺族で死刑廃止を訴える人がいるが、その人にとって被害者が本当に最愛の人だったのか疑問が残る」、なのですよ。それってあんまりじゃないのか。被害者遺族の思いなんて人それぞれだろうし、年月がたてば変化するだろうし、亡くなった方を愛してなかったんじゃないかみたいな言い方は無神経すぎないか?

日垣隆 - Wikipediaをみると、自身も犯罪被害者遺族であるそうだけど、この書き方はないだろうと思った。自分がそう思ったからって、すべての被害者遺族が同じように思うかどうか。こんな決めつけが、かえって遺族を苦しめるのではないかな。

うまく言えないけど、こう堂々と加害者に対して殺意を抱くのが当然みたいな書き方をされるところをみると、あなたも殺人者と同じ暗黒面に落ちてしまわれたのですね・・・大変気の毒に思います。