大阪発文化大革命、始動?

http://www.asahi.com/politics/update/0917/OSK200809170028.html

教育委員会は戦後、政治からの中立性を保つため、首長から独立した行政委員会として創設された。この教委制度のあり方について、各市長は「知事は教育内容に介入するつもりはないと言うが、ぜひ教育に介入してほしい」(倉田薫・池田市長)、「選挙公約で教育問題を掲げても、首長ができることは校舎のトイレの修繕ぐらい。隔靴掻痒の思いだ」(岡本泰明・柏原市長)などの発言が続いた。

 また、学力調査の市町村別結果の公表についても「国は府県データを公表していて、府県が市町村データを言ったらだめだというのは矛盾している。文部科学省はひきょうだ」(浅利敬一郎・豊中市長)など、公表を求める意見が大勢を占めた。平均正答率の非開示を表明したのは、貝塚市の吉道勇市長だけだった。

教育委員会の独立がなくなったら、何をどのように教えるかを首長が指示出来るかもしれんってこと?わお。もう、それじゃ進化論を教えるならID論とセットで、みたいな世界へあと一歩じゃないの?杞憂かね。

アメリカはこんな感じで裁判になってるし:
MSN Japan - ニュース, 天気, メール (Outlook, Hotmail), Bing検索, Skype
日本のID論
http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/eo20051226hs.html

ワタスの地元の議会だよりをみてると、教育委員会に歴史問題でいつもいつもつっこんでる議員がいるんだが、この人が首長になって介入なんかしたら目も当てられんことになりそう。
日本じゃ「受験で役立たない知識は学校で教えてほしくない」という親のつよーい希望が、かろうじて教育内容を担保してる面があるのに、入試の内容まで政治家が介入し始めたら、マジにほんおわた、だね。