ちょっとおもしろかった

http://www.toyokeizai.net/life/hobby/detail/AC/6cc3c6149ea606cbb07b9dd4e8f0858a/

アメリカでは日本への原爆投下が日本の降伏に決定的だったという意見が主流だったけど、見直されているそうだ、というアメリカ留学中の記者さんのお話。

アメリカ人の中には、浅い知識や、英語だけの情報に頼って、自信満々に他の国の歴史について語ったり、非難したりする人がいます。従軍慰安婦問題に対する、一部のアメリカ人の態度には、本当に怒りを感じることがありました(あの悪名高いマイケル・ホンダ下院議員はシリコンバレー地区の選出です)。

 とくに、アメリカのインテリの多くは、「ニューヨークタイムズ」に書いてあることは、すべて事実と思ってしまう傾向があり、これまた悪名高いノリミツ・オオニシ記者の日本関連の記事を鵜呑みにされるのは、不快極まりありません。

日本人って(特に男性)なんで外国へ行くとナショナリストになっちまうんだろうか。

ところで、以前にアメリカ留学してそのまま就職した女性の書いたものを読んだ。彼女は留学前、周りの人にアメリカは人種差別があるから大変だと忠告されたそうだ。そいでいってみたら、日本で自分が女性というマイノリティとして扱われていたことを実感し、それに比べればアメリカでアジア人であることは大したことではない、と感じたんだってさ。だから日本に帰らないのだ、とは書いてなかったけどそーゆーことだよね。

これはあくまで想像ですが。日本人のいわゆるエリート男性って、マイノリティを実感する経験がないから、外国へ行ってマイノリティの立場に立たされると、なにかがかきたてられてしまうのかな。自分も「日本語だけの情報に頼って、自信満々に語ったり、非難したり」してないとはいえないでしょう、とつっこみたくなってしまった。