血も涙もない

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090213-00000064-yom-soci
カルデロンのり子さん、両親は在留許可がでなくて、本人だけ日本に残ってもいいなんて、法務省ってなにげにひどいよなー。これじゃますます親子の悩みが深くなるだけじゃん。一家まとめて国外退去か、一家まとめて残らせるかどっちかだろうに。中学生一人日本に残してフィリピンに帰ることなんてできないし。支援者の誰かと養子縁組でもするくらいしか、思いつかんよ.要するにさ、「日本に不法滞在して子供を作った不心得者は、親子共々こーゆー目に会うがいいわ、フハハハ」という判断なんだね。
今の法律じゃ、とにかく不法入国・不法滞在の外国人は一律強制退去(http://www.moj.go.jp/NYUKAN/nyukan02.html#A7)ってことみたいだけど、今もそーゆー人ってある程度人数がいるんだと思うんだよ.そのうち、犯罪に関わっていない人だっているわけじゃん。なんつうか、厳密な審査をして、一定条件を満たした人にはたとえ不法入国・不法滞在であっても、正規の在留許可を出すということを検討してもいいんじゃないの?たとえば、犯罪歴がなくて、一定の収入があって住民税を納税できて、みたいな。そのほうが強制退去を恐れてこそこそ隠れなくていいから、犯罪組織に付け入られる隙を与えないですむような気がするんだけど。在留許可をだして居場所を把握しちゃえば、仮に犯罪を犯した時でも見つけやすくならないかな?
国籍法改正のときもそうだったけど、悪用を恐れるあまり不利益を被る人を放置することを支持する意見って多いじゃん.でもさ、悪いことをするより悪いことをしない方が得ですよ〜って誘導するような法律ってのもあっていいんじゃないかと最近思うんだよね.どんな法律でも、抜け穴ってのは必ずあるし、悪いをことをしようという人はどんなことをしてもやる。だったら、悪いことに誘われずにすむというか、きちんとすればいいことがありますよ、っていうご褒美を与えるのも一つの手じゃないかと思うんだ.
まあ、人間にご褒美など必要ない!しばけしばけしばけーい1ていう考えの方には通じないかもね。