「いけないこと」ってなんだ2

昨今の児童ポルノ法改正案とか埼玉県の上田知事の国旗・国歌発言とかをつらつらみるに、子どもってのはだしに使われるだけの存在なんだなあと思うよ。
児童ポルノを規制するそもそもの目的は、自分の意に反しあるいはだまされて撮られた子供の映像が、ポルノとして商品化され、結果子どもの人権が侵害されることを防ぐことにあったと思うんだよね。この目的が新しい法律でどれくらい達成されるのかって話はすっかりどこかへ行ってしまった感じ。その代り、家にある古い写真集を処分するとかどうとかって話ばっかりになっちゃった。子供たちの安全・安心を守るんじゃなかったのかよ!
教師が国歌や国旗に敬意を示すとかどうとか以前に、入学式や卒業式ってそもそも誰のための行事なんだよ。主役は子供やその保護者じゃないの?国歌の伴奏するのが嫌なら、録音したものをながせばいいだけだし。だいたい、甲子園とかオリンピックだって生演奏じゃないのにさ。いちいちもめるような、主役を無視した行事に出るのもあほらしくなる話だ。そーいえば、子供の小学校の校長ってば卒業式のあいさつで子供たちを祝う前に主賓(教育委員会のえらいさん)に謝辞を言ったんだった。すげーあきれて、めちゃ腹立ったな。
つうわけで、大人の方こそどーかしてると思う今日この頃なのであった。大人がおかしな具合なんだから、こどもだっておかしくもなるさ。昔から言うじゃん、「人のふり見てわがふり直せ」「子は親の鏡」てね!