「スカート男子」をみた

こないだ街で「スカート男子」をみかけたよ。厳密にはスカートじゃなかったかもしれんが(下にスパッツはいてた)、似合ってるなあと感心した。

みんなが自分のセンスを大事にして好きな格好したら、それでええんではないかと思うのだ。年齢や性別気にせず、着たいものを着て、面白おかしく生きられる社会がいいよ。

もちろん、人間だれしも好き嫌いはあるので、人のファッションにケチをつけたくなるのはわからんでもない。自分の感性に合わん、てことを正当化するためにあーだこーだくだらん理屈をつけるからいけないのだ。某お年寄りも、「ミニスカートなんてくそくらえ」とだけ書けばよかったのに。だいたいさーあの手の「識者」って、自分を主語にしないとこがけしからんよ。ちゃんと「私は」って書けよな。

こんなふうに:
私はミニスカートが嫌いだ。

私は若さがうらやましい。

私は夜遅く出歩く若者が嫌いだ。

私は若者をシバくのが好きだ。

私は欲望が抑えられない。

etc

うぉーい!ただの嫌なやつじゃねーか?

てか、あの文章読んでブラジル在住元日本兵の方が「ブラジルでは警官がとまれと言って止まらなかったら撃たれても仕方がないのです。それが常識です」とか言ってたのを思い出した。お年寄りたちの語る「常識」の広まった国なんて、危険すぎて住みたくないなあ。

さらに突っ込むと、なんで年寄りには「おれおれ詐欺の電話がかかってくるかもしれないから、自衛のために電話に出るな」とか「電話にうっかり出るのは自己責任」とか「夜遅くふらふら出歩いて車にひかれるのは自己責任」とか言わないのかな。ちなみに、ワタスは今あげた例を「自己責任」だなんて思ってませんから、よろしく。