久々に宮沢賢治を思い出したYO

とらねこさんの有意義な記事とらねこ日誌を読んで、ふと思い出したことがありやす。とらねこさんは昔の伝統食の話を引きながらええかげんなこといってるのをきっちり指摘されてるんですが、ワタスが問題の文読んで思ったのは「日本の伝統食ってめっちゃ塩分多かったのにねー」でした。和食ばんざーいみたいな意見て、なぜかそこがスルーなのだよね。だから、いまいち信用できんのだ。
で、なんで宮沢賢治かというと、ワタスは子供のころ母親にえらい人の伝記を読むことを強要されていたのだ。なんでかしらんが、母親は伝記を読めば立派な人になると思っていたらしい。宮沢賢治のエピソードで、学校の先生になった賢治が、教え子たちの貧しい生活を体験するためになすの漬物とごはんだけの食事にするってのがあった。賢治は生徒たちに「先生は昨日なすの漬物3本だけでご飯を食べた」って言うんだけど、ある生徒に「うちは昨日一家3人がなすの漬物1本でご飯を食べた」って言われ、チョー落ち込むんだ。子どもながら、こんな食事をせずにすんでよかったー!って思ったよ。ちなみにこれ以外のエピソードで覚えているのが、賢治が小さい頃赤痢になったせいで、生の果物を禁止されたことなんだな。
つうか、食べることのエピソード以外なんも覚えてない自分に、いまさらながらびっくりだ。学研からでてた伝記シリーズだったように思うけど、どんな本か忘れちゃった。
他の伝記で覚えてることと言ったら、湯川秀樹が幼少のころお爺さんに論語丸暗記させられてたとか、マリー・キュリーが赤貧の中パリで勉強中さくらんぼしか食べてなかったとか、どーでもええことばっかり。