彼らは我々を映す鏡

英国での暴動関連で、Togetter - 「__pon_さんによるロンドン暴動及びその在英法人の反応への考察と反論」 Togetter - 「__pon_さんによるロンドン暴動及びその在英法人の反応への考察と反論」を読んでふに落ちた感じがしたよ。暴動に加わってる人達は、自分とはかんけ―ない乱暴で不気味な何かではないんだよな。従業員の給料は低く抑えて自分はがっつり取ってる経営者らは、法律は犯してはいないけど強欲では?ちっとでも富裕層の税金を上げようとすると「海外へ出て行って国の産業が空洞化していいのか」と脅すのは?人手が足りない時代には海外から労働者を受け入れ、景気が悪くなったらお荷物扱いするのは?こーゆーのは「暴力」ではないんだろうかね。
シリアの現政権が反政府勢力を暴力的に弾圧していて、国際的な非難が高まってるけど、シリアの駐英大使はこんなこと言ってる:UK riots: Syria unrest 'same as Britain's riots', ambassador claims - Telegraph

Jaafari blasted the "hypocrisy" and "arrogance" of Western powers for accepting British Prime Minister David Cameron's description of rioters as members of "gangs" and criticising Syria when it uses such words for anti-Assad protesters.

"They don't allow us to use the same term for the armed groups and the terrorist groups in my country. This is hypocrisy, this is arrogance," he said.

"What happened in London, Birmingham and Bristol is only one per cent maybe of what happened in some restive areas in my country. However, some people they don't want to acknowledge the reality."

ジャファリ大使は、英キャメロン首相が暴動を起こしている者たちを「ギャング」呼ばわりしても西側諸国が非難せず、シリアが反政府勢力をそう呼ぶと批判するのは、「偽善的」で「傲慢」だと言った。「彼らは、我々が国内の武装勢力とテロ集団を同じように名指すのを許さない。これは偽善的で傲慢だ。ロンドンやバーミンガムブリストルで起きたことは我が国の混乱した地域で起きていることの1%程度だ。この現実を認めたくない者もいる」
シリア大使が言ってること自体はおかしなことだけど、両政権の根っこに共通するものがあるのは確かだ。それは、同じ国に住む人たちなのに共通点のない人々への「嫌悪」と「軽蔑」ではないだろうか。
今アニメでやってる、あさのあつこの「No.6」の世界っていえば、わかるかな?