ポケモン映画「ビクティニと白き英雄レシラム」

毎夏恒例の映画を見てきやした。毎年特別かわいいポケモンが、人のエゴでひどい目に会い、主人公のサトシとピカチュウが活躍して助けるというおなじみのお話でしたね。ビクティニかわいいよビクティニ
「大地の民」の末裔のドレッド青年は、荒れ果てたかつての大地の民の故郷を復活させることを夢見て、ビクティニの力を無理やり利用する。ビクティニとともだちになったサトシは、それを止めようとするんだな。「ビクティニが苦しんでるじゃないか!」ってね。するとドレッドは、「理想のためには犠牲が必要なんだ!」て言うんですよ。こーゆーことを言う人って、自分ではない他者の犠牲しか求めないんだよなあと思っていたら、すかさずサトシが「誰かの犠牲を必要とする理想なんて、どうでもいい!(もしかしたら『いらない!』だったかも」と叫んでビクティニを助けようとするんだ。さすが主人公。
66年前にも、誰かの犠牲を必要とする「国体護持」なんてどうでもいい!って思った人はたくさんいただろうけど、それは力にならなかった。さあ、夏はせっせとポケモン映画を見て、みんながサトシになれるようがんばろうぜ!(番宣?)