本当はたいして腐ってなかったとしたら、とりかえしつかないことになるかもよ。

橋下氏の大阪市職員への「思想調査」が話題となってますね。ワタスがもし自分の職場でこんな調査をされることになったら、100%いや2万%、1年以内に仕事を辞める決意しますね。たとえ自分が全く政治活動をしていなかったとしても。次はどんな調査をされるか、わかったもんじゃないっすよ、怖いよ。
Twitter / 想田和弘: 大阪市職員への強制アンケートの原文を読んで戦慄した。 ... Twitter / 想田和弘: 大阪市職員への強制アンケートの原文を読んで戦慄した。 ...
しかし、ブコメをみてたら大阪市職員の「自業自得」的なコメントがあってたまげたよ。いやいや、たとえすげー問題があったとしても、越えちゃならない一線つうもんがあるだろうに。身近にも、タイトルみたいなこという人がいるんですが、その「すげー問題」とやらが具体的に見えないんですよ。ワタス的なすげー問題ってのは、「いつ市役所行っても、誰も仕事していない」とか、「市役所に電話しても、まともに応対されない」とか、「4時にはもう窓口が閉まってる」とか、「住民へのサービスが常に滞ってる(住民票の申請して出てくるまで3時間とか)」とか、「なんか申請書を出すたびに賄賂を要求される」とか、そーゆー「ありえない」事態。大阪ってそーなの?住んでる人はどう思ってるの?それとも、表面的にはふつうにみえるけど、陰で悪いことをやってるに違いない、だって橋下氏がそーいってるんだから、なの?
ちなみに、ワタスがタイトルから連想するのは悪質な民間療法。たいした症状じゃないんだけど、ちょっと具合が悪い人をつかまえて、脅かして、つらい治療を受けさせるの。そして、つらいと訴えると、「これくらいやらないと治らないんだ」って説得して、続けさせる。「よくならない」って訴えると、「治療が足りないだけ」ってねじ伏せられちゃう。見かねた家族や友人がふつうの病院へ連れて行くと、「なんでこんなになるまでほっておいた。早くやめさせないと」と言われるんだけど、本人は反発しちゃって・・・みたいなEND。
長野県(田中康夫知事)、宮崎県(東国原知事)、阿久根市竹原市長)、など劇的な変化と改革を旗印にさっそう登場した人たちは、その後に穏健が取り柄みたいな人が後を継いで、それぞれの地域が今特に大きな問題もなく過ごしているようにみえるんですけど。劇的な改革があったから今の平穏があるのか?それともそもそも劇的な改革が幻想だったのか?はたまた改革は必要なくて、ただ元へ戻っただけなのか?すっげー知りたい。